2008年6月29日日曜日

うまい紅茶


最近すっかり紅茶党である。その昔はコーヒーなしでは生きられなかったのだが、書店でたまたま目にした本二人の紅茶王—リプトンとトワイニングと…」を読んで、アールグレイとは何ぞやと知ってから、紅茶ばかり飲んでいる。

先日奈良に行った時に、「奈良ホテル」に泊まったのだが、ここのカフェで出されるアールグレイはうまかった。ドイツのロンネフェルトというドイツの紅茶メーカーのものだった。

これを入れる時のポットがかわいらしい。ポット内部が二層になっていて、寝かした状態で茶葉を入れてお湯を注ぎ、ポットを起こすと漉されてお茶が注がれるという仕組だ。とてもかわいかったので思わず衝動買いしそうになったが、お値段がGreat Priceだったのであきらめた(というか、保管とメンテナンスが大変そう)。

よって茶葉だけ買ってきたので、我が家に特別なお客様が来たときだけサーブしている。もし我が家でこのお茶を飲むことができたら、特別なお客様なのだとうぬぼれてもかまわない。

この茶葉だが、とにかく香りがものすごく華やかで、紅茶の概念がちょっと一変する。紅茶を入れ終わったあとのカップに残る香りも素晴らしく、ずっと鼻をつけていたくなる。トワイニングのレディグレイも柑橘系の香りが素晴らしいが、それを遥かに凌駕する香りは是非お薦めしたい一品である。

うーん、今年のお中元はこれにしようかなぁ。





バルサン2


さて、バルサン終了後おそるおそる入室。幸せか不幸かムカデ、ゴキブリの類はいなかった。
で、一応換気をして、掃除機をかけていると、ベットの上にひくひくしているものが。
それはカゲロウの羽がないやつみたいな感じで、見た目はムカデと比べれば全然愛せるキャラクター。

こいつは何だと調べてみたら「シミ」だった。
Wikipediaによると、「シミ目総尾目、Thysanura)は、昆虫綱無翅類の1であり、シミ衣魚紙魚)と総称される。人家に生息するものがを食害すると思われていたため「紙魚」と書かれる。英語でも bookworm という。」だそうな。

その名の通り、紙を喰うらしい。試しに飼ってみようかなと思ったけど、バルサンで瀕死の状態。ここはひとつ新兵器、再販売された「
バルサン這う虫氷殺ジェット」でとどめを刺す。

今度産まれてくるときは、もっといいやつに産まれ変わってきてね!

2008年6月28日土曜日

バルサン

我が家は古い。築42年の借家で入居するときはそりゃぼろぼろだった。
大家さんが内装リフォームを放棄した為、床から壁から天井から、大工さんの力を借りながら全く自由に自分たちの好きに家を改造した。

しかしひとつ忘れていたのは虫退治。ゲジゲジ、ムカデ、コキブリ、タカアシグモ、ヤスデ、ダンゴムシ、アリ、、、殺虫剤の効能に書いてある虫という虫は、すべて家の中でお目にかかることができる。はやまくんは産まれてこの方、アパート、マンション暮らしだったので、彼らを見たときは身の毛がよだつほど驚いたが、最近は「あ、ムカデだ」と冷静に対処できるようになっている。

とはいえ夏に向けて来客も増えてくるので本日はバルサンデー。

2008年6月19日木曜日

横須賀簡易裁判所

毎度遊んでばかりいるようなはやまくんではあるが、お仕事ももちろんしている。お仕事をしていると、時にルール違反を犯す方も中にはおり、お仕事の対価をお支払いいただけないこともある。何度もお支払い頂くようにお願いしているのだが、その気がないらしく、しかたなく「少額訴訟」という方法を試みることにした。

これは金額60万円以下の争いであれば、一回の裁判(控訴なし)で終わらせてしまおうという、アメリカで言うSmall Claim Courtみたいなものだ。

提出書類は、訴状(ネットより取得可能)二枚を記入。それと証拠となる資料(今回は請求書と過去に先方に出した内容証明)と登記簿謄本(先方とこちら)を用意するだけ。先方の登記簿謄本は代行取得の会社にお願いして入手した。

通常は被告となる方の裁判地に提訴するのが普通らしいが、例外としてはやまくんのようなケースは原告の裁判地で行えるとのことだったので、葉山を管轄する横須賀簡易裁判所に行ってきた。

横須賀簡易裁判所の行き方は難しい、、、何周もグルグルしてしまった。
地図を見てもらうと、旧ampm横須賀深田台店(現在はアパート&テナント貸)の目の前の細い道を脇に入っていく(B地点)感じなのだが、ここからだと車は進入しにくい。他にもアクセスは方法はあるかと思うが、地図上のA地点から細い道をくねくね入っていくと一番わかりやすいだろう。

裁判所は丘の上に立っていて見晴らしがいい。建物の古さがそう感じさせるのかわからないが、どこか牧歌的である。裁判所でなく公園だったら、ここはなんども来てみたいスポットだ。お昼休みの時間に行ってしまったので、1時まで待つ。ちなみに裁判所の中の自動販売機は安い120円のペプシが90円だった!

さて、肝心の訴状は提出するだけ。2,3の質問を受け印紙と郵便切手(10,000円ほど)を支払い終了。あっけなく終わる。裁判は1ヶ月ほど先とのことだったが、先程裁判所より連絡があり、7月の中旬に決定。

人と争うのは性分ではないが、これも必要な経験なのだろうなぁとしみじみ思うはやまくんであった。

2008年6月18日水曜日

三笠公園

すっかりブログのさぼり癖がついてしまった、、、

さて、先日横須賀の法務局に登記簿謄本を取りにいかなくてはならなかったので、葉山から横須賀まで自転車で出かけた。距離にして15km弱、以外と近い。折角横須賀まできたのだから、かねてから行ってみたかった三笠公園に行ってみた。

「三笠」は司馬遼太郎の「坂の上の雲」でもおなじみの日露戦争でバルチック艦隊を破った連合艦隊の旗艦である。廃艦になってからこの地に記念艦として展示されている。山下公園の氷川丸は海の上に浮かんでいるのに対し、三笠は既に浮いてはおらず、地上に備え付けられたカタチだ。公園正面には東郷平八郎の銅像があり「皇国の存亡この一戦にあり、、、」とある。

500円の入場料を支払って三笠に乗船。主砲 40口径30.5センチ連装砲2基が前後にある。大和の主砲 45口径46センチ3連装砲とどのくらいの違いがあるのかよくわからないが、ぱっと見る限りデカイ。

船内は日露戦争前後の歴史の紹介や教科書で見たことのある絵画などが展示されていた。さすがに東郷平八郎の写真や絵画が多い。「坂の上の雲」の主人公の弟である「秋山真之」の写真も展示してある。はやまくんは霊感があまりない方だが、このういう展示物に囲まれていると、なんとなく重苦しい雰囲気になってしまった。

甲板にでて操舵室にあがる。てっぺんから前方の主砲を望むと、きれいな青空が広がっている。うーん、はやまくんは平和な時代に生まれてきたのだなと実感する。マストには「Z旗」がなびいていた。

現在のNHK大河ドラマ「篤姫」の時代からわずか50年足らずで、これだけの兵器を備えていたことには驚きだ。現代はさらに時代の流れが早く過ぎていく。いいことなのか悪いことなのか考えさせられるはやまくんであった。