2008年6月18日水曜日

三笠公園

すっかりブログのさぼり癖がついてしまった、、、

さて、先日横須賀の法務局に登記簿謄本を取りにいかなくてはならなかったので、葉山から横須賀まで自転車で出かけた。距離にして15km弱、以外と近い。折角横須賀まできたのだから、かねてから行ってみたかった三笠公園に行ってみた。

「三笠」は司馬遼太郎の「坂の上の雲」でもおなじみの日露戦争でバルチック艦隊を破った連合艦隊の旗艦である。廃艦になってからこの地に記念艦として展示されている。山下公園の氷川丸は海の上に浮かんでいるのに対し、三笠は既に浮いてはおらず、地上に備え付けられたカタチだ。公園正面には東郷平八郎の銅像があり「皇国の存亡この一戦にあり、、、」とある。

500円の入場料を支払って三笠に乗船。主砲 40口径30.5センチ連装砲2基が前後にある。大和の主砲 45口径46センチ3連装砲とどのくらいの違いがあるのかよくわからないが、ぱっと見る限りデカイ。

船内は日露戦争前後の歴史の紹介や教科書で見たことのある絵画などが展示されていた。さすがに東郷平八郎の写真や絵画が多い。「坂の上の雲」の主人公の弟である「秋山真之」の写真も展示してある。はやまくんは霊感があまりない方だが、このういう展示物に囲まれていると、なんとなく重苦しい雰囲気になってしまった。

甲板にでて操舵室にあがる。てっぺんから前方の主砲を望むと、きれいな青空が広がっている。うーん、はやまくんは平和な時代に生まれてきたのだなと実感する。マストには「Z旗」がなびいていた。

現在のNHK大河ドラマ「篤姫」の時代からわずか50年足らずで、これだけの兵器を備えていたことには驚きだ。現代はさらに時代の流れが早く過ぎていく。いいことなのか悪いことなのか考えさせられるはやまくんであった。

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